「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」感想

どうも。公開してるのにツイッターの裏垢みたいな状態になってるブログです。

早速ですが、悪名高い「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の感想についてです。

まず見に行く事になったきっかけですが、シャフト制作のアニメ映画という事でこれは映研マスト案件だ!という事で見に行きました。

同行者の1人はシャフトが期限に間に合わせたからちょっと期待してるとか意味不明な事を抜かしていて、そんなよく分からん事は置いといて

評判が悪い事は聞いてましたが、それ以外にも色々と前情報があったのでそれをまず感想の前提として箇条書きしておきます
・君の名は。ロストしてはいけない
君の名は。は2010年代大ヒットアニメ映画である前に新海誠裏切りのオーベルテューレみたいな存在なんですが、それも置いといて
要はコマーシャルではSF的展開を示唆してるけど別にそこがメインのアニメではないのかなって事と、小難しさでオタクを喜ばせるアニメじゃないのかな?くらいの認識で行きました。

・岩井俊二原作である
全然詳しくないんですけど、岩井俊二氏はリップヴァンウィンクルの花嫁の監督である事、ミュージックビデオを作る人である事という事は知っていました。

・俳優を声優に起用したところを少し推している
作品の良し悪しは声優に左右されるわけではない(演技力には多少左右される)ので、別に。聞いてて普通であれば


ではネタバレなしの超短文の感想から行きましょう

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まずぼく個人の見終わった後の初期衝動みたいなものはかなり悪かったです。

理由1
出来の悪さが目立つ
ぼくは感情的にぼーっと作品を鑑賞するので、台詞回しが気に入らなさ過ぎるとか演技が下手とか、作品に没頭するのに邪魔な要素があればあるほど点数は純減します

個人的にそういう点があまりにも多くて邪魔でした


理由2
完全に自分向きではなかった
後の感想戦(反省会)でも言ったんですが、この作品を一言で表現するなら"雰囲気押し"としか言えませんでした
雰囲気押しでも好きな作品は好きなんですが、理由1で雰囲気がぶち壊されているので、雰囲気押し100%でぶち壊されたら0%になって何も残りませんという感じでした


結論
直感で面白くなさそうだなと思った人は見に行かないでください。
自分から面白くなさそうな物を摂取するって、面白くないものを摂取した不快感と、面白くないものを摂取しようとしていた自分に対する嫌悪感とか反省みたいなものでダブルで悲しくなりますよね。



ネタバレありの感想になりますが今回もなるべく短く…どうせ長くなるのかな。嫌だな

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・雰囲気押しであるにも関わらず、主人公の演技が嫌すぎる
そのまま。嫌なものは嫌なのでおわり


・現実味のない、かと言って臭くもないセリフ回し(多い)が最後まですっきり実を結ばない
多分すっきり実を結ぶ見方もある。が、後述の理由からもう1回考えたくない


・多分盛り上がりやメッセージ性といったものはこの作品にはない。あってもオタクが喜ぶタイプではない
雰囲気押し、というのはシンデレラなずなの事を指している。多分ここに没頭出来れば、タイムリープ君のタイムリープについて考える気力が出るはず。


・シンデレラなずなのパワーがいまいち低い
少女マンガ的楽しみ方をするにはパワーが低い。ちなみに隣のカップルの女性は泣いていた
このパワーで足りた方はかなり面白かったんだと思う



ざっと以上がこの作品に散りばめられたピースをまとめる気にならない理由一覧


以下、ピース
奴らは何歳なのか→16歳未満です。あの有名な曲は多分関係ないです

松田聖子、観月ありさ、松たか子→オエーーーーーーーーー!!!!!!笑えるとでも思ったのか?????????????1993年だって!!!!!!!!!!!!

タイムリープくんの写真アルバム→誰か考えて

打ち上げ花火は横から見たら平べったいのか?→多分相当キーです

原作とドラマ→もう知らん。勝手にやって



解明して"転出生なずな"に泣けたら70点。


俺は2点。


終わり!!!!!!!!!閉廷ーーー!!!!!!!
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「ハクソーリッジ」感想

観て来ました。
エンタメ的でない映画は久々に見るので知識とかないし基準も何もないですが何卒。

-----ネタバレなし用↓これから見る気がある人用-----

84点。
決して低い数字ではなく、とても面白く、なおかつ自分に刺さる部分もあり、見たい要素も入っていた、という感じです。

オススメしますか?と言われれば自信を持ってオススメします。

戦闘描写もちょうど良く、人間もカッコいい、かといって現実味がないわけでもない。
自分にとっては宗教、戦争(沖縄戦)、友人、家族といった全ての要素が気持ちよく入ってきてとても満足。
1番感動したのはやはり主人公デズモンド・ドスの精神ですが…

あと戦争映画って現実味がありすぎるとただ悲しくなるし、脚色しすぎるとツッコミが入っちゃう事があるんだけど、この作品は本当にバランスが良いと感じた。
ノンフィクションってあまり見ないんだけど、デズモンド・ドスという1人の人間にも感動したし、少し脚色された映画の中のデズモンド・ドスもめちゃくちゃカッコ良かった。

12禁(12禁なんてものはないが)なのは"ただ戦争で人が残酷に死ぬだけ"だからだと思うんだけどきつい人はフツーにきついかも。グサッと刺されて血を吐くだけでうっ!!と感じてしまう人は1700%無理かも。

ただ、戦争の酷さを映像で伝えるための映画ではない。という事だけお伝えしておきたい。



-----ネタバレあり用↓-----

最大のテーマは宗教?信仰心?的な事

以下自分なりの主人公の周りの人間をばっさりなくして本筋だけ書いたあらすじ

主人公のデズモンド・ドスはクリスチャンで、幼少期の様々な経験から「汝、殺すなかれ」という教えを強く心に刻む

周囲が戦争に巻き込まれて行く中、国を守るために自ら入隊志願するが、ドスは訓練中「銃を持つことは出来ない」と軍人ながら頑なに命令を拒み、除隊寸前まで追い込まれる

しかしドスは色々あって自らの並外れた強い信念と信仰心で訓練時代を切り抜け、衛生兵となり、最前線のハクソーリッジ(沖縄)へ送り込まれる

歩兵同士がぶつかり合う最前線で、衛生兵として英雄と呼ぶにふさわしい活躍を見せ、多大な犠牲を払いながらも米軍はこれに勝利する…

映画の最後にデズモンド・ドスの当時の写真や生前の本人へのインタビューが少し流れて終わり


何が面白かったか
・デズモンド・ドスの並外れた強さ
自分は無宗教だから、信仰心という感覚がよく分からないんだけど興味はあった
だからこそ信仰心を持つ者の強さがより輝いて見えたような気がする

家族、友人、恋人、国を守りたい。でも「汝、殺すなかれ」は破れない。そんな葛藤の中でどちらも捨てなかったドスの強さ。
思いで戦いに勝つなんていうのはファンタジーの話なんだけど、本当にドスは思いで戦いに勝った。


・戦争の残酷さ、見せ方のうまさ?
何度も言うがあまり戦争映画に詳しくないのでどの程度凄いかは分からないが、自分の知っている沖縄戦に"映画のカメラ"を持っていったらこんな感じかな?という感じなのだ。

火炎放射器や自動小銃は本当に強いし、銃剣付きの小銃で戦う日本兵は恐怖を与えるまでもなく、別に生き返るわけでもなくバタバタと倒されていく。それでも穴から出てくる日本兵は次々と襲い掛かって来る。
戦艦で砲撃すれば勿論人は死ぬ。しかし小銃でも撃てばいつかは当たる。

所謂"ツッコミ所"を感じない。そんなかっこ良くないやろ。とも思わないし、映画なんだからそんな酷いとこばっか撮るなや。とも思わない。
全部書くのは無理ですが、本当に1つ1つの描写が、今ここが最前線なんだと思わせてくれます。

誰でも知ってる歩兵同士の沖縄戦をがっつり描きながらも、すんなり見れた(戦闘に見入りながらも衛生兵ドスがカッコいい)のは戦闘が凄いからなんだと思います。

好きなシーンは手榴弾で最後の特攻を仕掛けた日本兵、組み付いた兵同士が最期を悟るやうああああ!!!と雄叫びをあげて両者散るシーンです
死に際は三者三様ですが、1番印象に残りました


・物理的に襲いかかる最前線という現実と信仰心というただの1人の精神の有様
デズモンド・ドスって人一切知らなかったんですけど、沖縄戦って日本が悲惨に負けるか、米軍が日本兵に恐怖を感じるところに焦点が当たる事が圧倒的に多いじゃないですか

そんな恐らく一般的な日本人が知る限りの極限状況で、信仰心を持って戦争に望んだ英雄の話を描けるなんて凄いじゃないですか

極限状況だからこそ、人間の精神の凄さが伝わってきたのかも知れませんな。そんな人が実在したという事実がまた感動というか感服せざるを得ないんですが

対比ってやつですかね


・正直死への恐怖、命の軽さ、緊張感に気分が高揚した。
気持ち良いとも興奮したともちょっと違う気がするんだけど。これが感じられないと後半、最前線で1人でも多くと負傷兵を運ぶドスに感動出来ませんから。

分からんけど自分は好きな戦争描写だった。
パラララって撃たれて崖に落ちて死んだな~みたいなのも嫌だし、うう痛い助けてみたいなのが続くのも嫌なんだけど
多分バランスというか加減が自分にぴったりなんやろうな。
本当に無理な人には無理な死体とか結構映るけど別にそこがメインではない事は伝わってくるし、戦艦の砲撃でまとめて吹き飛ぶとちっぽけさを感じるし

確かに米軍兵器の強さも感じるし、日本兵の狂気も伝わってくるし、白兵戦の迫力も十分にある。
あと日本軍はあくまで脇役に収まってるところもいい。弱かったり、強かったり、怖かったりするけどあくまで脇役。
説明は出来ないけど、この出来が良すぎる戦闘シーンはあくまでドスを立てる添え物(添え物…?)なのだからまあ説明する必要なんてないだろう。


・周囲の人間たち
もう疲れたし1人1人書いてると尺がないので一切書かなかったんだけど、家族、恋人、上官、同僚、友人もドスという人間を描く上で絶対に外せない人たちです。
ドスの周囲で起こる事に関してあまりにも書かなすぎましたが、見に行くか迷ってる方は、取り敢えず脳内で今までの戦争と精神の感想にそれと同じ量くらいの人間ドラマへの期待を持って見に行ってください。


はあ、結局長くなってしまったが書きたい事は書いた。

何度も同じ事を書いてるような気もするが何度も書いた事はそれだけ大事なのかも知れない。以上

Thanatophobia

タナトフォビアって「死恐怖症」の事なんですけど、綴りカッコいいですよね

ちなみに自分は小学生の頃から軽度のタナトフォビアにかかってるみたいで、未だに治ってません。
よく死について発言する事が多いのはそのせいかも知れません。勉強嫌いなので楽して人から解決策をもらおうとしてるみたいです。

死への恐怖と言っても、
死ぬと無になる→無って何??→無と考える事も出来ない??→???
という分からなさ、想像出来なさへの恐怖が拭えない、考えすぎてしまう事をタナトフォビアとするようです。

失うのが怖い、生きているのが楽しいから死にたくない、というのはタナトフォビアには入らないようです。



サイゼリヤのLWを読んで2

関連する話が全部終わってからアンサーのアンサーを書こうかと思ったんですが、時間が経って忘れるのももったいないのでメモしておく

A.冷徹なアニメ視聴マシーンに見えるが、見ている時はそんな事を考えていない。
なるほど。別の先生にも同じ返事をもらったので、期待通りみんなアニメを同じように楽しんでいるようである。

A."考察"の教科書は他の体系の知識かも
なるほど。裏技はないというわけだ。こういった事を質問する時俺は大概思わぬ(思っている)形で安心出来る事を期待しているんだけど、勉強していない事は分からないという残酷な現実が突きつけられただけだったわけだ。

A.考察をした事はない。作品の構造や性質に興味がある(その過程に興味がある)
なるほど。確かに。


というところで自分の疑問は綺麗に晴れた。感謝。

それはさておきLWさんの2記事目だ。

ひふみという名前は不運にも覇権アニメの覇権ヒロインと同じだ。
1期放送時は舐めたいだの結婚したいだのお前のせいで楽しく見られなかっただの散々な目に遭った。

いや、2期放送を控えた今、最早散々な目に合い始めている。

そんな中NEW GAME!の画像を貼ってきて個人的にイラッとしたのでそれにこじつけてセコい返事をする。

論理的にLWさんは冷徹なアニメ視聴マシーンでない事は説明されたが、イメージは完全に冷徹なアニメ視聴マシーンのままだ。(マックの女子高生や近所の小学生に代弁させるのは宗教上の理由で許されないので自分1人で立ち向かってから援軍の到着を待つが)

アニメに対して考察や感想の掘り下げを置いてその性質や構造に着目する事に興味があるってなんだ?
なんだ??ってなるから私一般人的には考察とそれ以外の楽しみ方の区別が付けられず、なべて考察と呼んでしまうし、冷徹なアニメ視聴マシーンと思ってしまうのでは?

くれぐれも、お前は冷徹なアニメ視聴マシーンだ!と言いに来たのではない。
NEW GAME!から受けた不運な事故の鬱憤を晴らすのに手頃なマブダチがいたからそれを楽しんでいるだけだ。

まあしかし相手に1から10まで説明されて、俺には5から10はよく分からないからお前は冷徹なアニメ視聴マシーンだ!と言うのはいくら何でも下がりすぎなので、LWさんは今日から"冷徹なアニメ分解マシーン"だ。

これは説明とも自分のイメージとも矛盾していないはずだ。
アニメを分解しているし、基本的に"1周目"の楽しみ方しかしていない自分から見たらアニメを"分解"してしまっているような印象を受けるからだ。


LJLを観戦しながら書いたので意味不明な文になっているかも知れないし、これで機嫌を悪くして次の返事が来なくなっても困るのでフォローしておくと

サイゼリヤのLWを読んで。に対して"語ることと恥"というテーマを見出してくれた事に対しては感謝と感嘆しかない。

恐らくオタクとは切り離せないテーマだし、あのブログの中で唯一冷徹なアニメ分解マシーンと対等である(アウトプットを行い、質問者と解答者である)事を諦めた点だし、アウトプットを有耶無耶にした点だからだ。

というわけでまあ2記事目の事は忘れて3記事目を正座で待つことにする。

サイゼリヤのLWを読んで

サイゼリヤ

遊戯王繋がりで割と長らくFF状態にあるLWさんのブログだ

・面白い
話題が自分の興味あるものばっかりで面白い。暇な時に戻って過去の記事も読もう

・難しさが丁度いい
正直に申し上げて難しい単語が入った文章が苦手だ。
何を難しいとするかは人それぞれだけど、最近の"サイゼリヤの"記事で言うと寓意性、ミクロ/マクロなんて単語は分かるしすんなり読めるが難しいという認識
もっと難しい単語も出てくる

んだけど、難しい単語ってのは単に難しくするためではなくて物事をより正確に伝えるためにあるんだから、簡単な単語ばかりよりは自分がギリギリ分かる難しい単語が使われている文章の方がより正確に面白く読めるはず。
もちろん修辞(せっかくなので難しい言葉を使う)的な意味ではなくてな

・アウトプット
多分LWさんのブログはかなり質の高いブログに入ると思うんだけど(主観)こう自分の考えた事をきっちりアウトプット出来るってすげー事なんだと改めて実感した
文を読めて意味が分かるって事は執筆者としてのLWさんには思考やら語彙力やらが読者として追いついてるって事だ

だけどこれを自分の感想やら日記において同じ質でアウトプット出来るかって言ったら5000%出来ない。

人に説明するのは難しいから、100分かっててようやく50説明出来るのが限界なのか、100分かって100説明するための能力が足りないのか…
前者なら諦めは付くが後者なら勉強する価値はあるなぁと思ったり思わなかったり。勉強嫌いだから思わないか…

・勉強とは
何か今このタイトルを書いて、ここから話題が更にとっ散らかる予感がする。

アニメの感想にしても、カードの話題にしても、"サイゼリヤ"に隙のなさを感じるのは、単に書き方や話の進め方(例や言葉の説明、補足をたくさん入れる)の問題もあるが、テーマに対して自分より多くの知識を持っているからだろう。

そういう文章を読んでしまうと同じテーマについて書き始めた時、これ俺は知らないけど何かあるんだろうな…とか何かこれを表す言葉が存在する気がする…とかこれ何らかのツッコミが入るけどどんなツッコミが入るかまでは分からない…とか例えようのありすぎる具体的な不安が大量に襲ってきて筆が進まなくなってくる

常にそういう不安が襲ってくるから、自分はこの事についてはよく知りませんよ、という事を大げさに伝えるために細かいところを説明しない感想や日記が多いような気がする…
という事は何か勉強の放棄とか見栄とか何かしら名前がついてるんだろうな…とか考えると一生記事が完成しないのでこの辺にする

というところでやっぱりとっ散らかったので勉強とは。に戻る。
最近一生勉強っていう言葉の重みが自分の中で増して来てて、遊んでても仕事してても何かを考えると一生勉強しなきゃいけないんだなぁっていう結論がよく出る。
まあ一生勉強っていう考えが間違ってると論理立てて説明するのは無理だろうとして(ここでまたそういう哲学もあるんだろうな、でも知識がないから分からないな、とかは置いといて)

・感想
来ました本題。どこに着地するか決めずに書いてたんですけど、どうやら今回自分は勉強がしたかった模様。

ちょっとここから先述の不安と戦いながら書くので回りくどい文が多くなる事が予想されますがご容赦ください

他人の作品の感想とかを読む(聞く)時に、考察が深ければ深いほど"偉い"という理屈では説明出来ない感情が湧いてくる。
みなまで言わない、分かっててもアウトプット能力が足りないだけ、等あるかも知れないが、言わないと分からないという事で様々な視点から噛み砕かれた(噛み砕くでいいのかな?)感想は"偉い"と感じる。

ここで自分から見て偉いと思った"サイゼリヤ"の感想を一文借りる。LWさんとはマブダチなので一文くらい借りても大丈夫だ。
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まだ途中だし巻数も少ないのであまり言うことが無いんですけど、現時点での作品自体のクライマックスはトガタが活躍する二巻のあたりです。
トガタみたいに悪い意味でトリックスター的に機能するキャラ、実際の立ち位置はともかくメタ的な行動原理を持つキャラってかなり危険です。他のキャラや話の筋を馬鹿にすることができるために作品全てを矮小化するし、アグニの行動原理とも全然噛み合わないし、しばらくトガタの独擅場になっててこれはやばいな~と思ったんですけど、三巻あたりで擬装をテーマにトガタをうまく利用してアグニに話の筋を戻したのは凄いなと思いました。

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そこでああそんな風に見ることが出来たのか~確かにそうだな~と思うんだけど、もう1回作品を見る時の気持ちに戻って、鑑賞ではなくて考察的な視点でマンガを読むのって何か国語の試験問題を解いてるみたいで、本当に今と同じ楽しい感覚は維持されてるのかな?それとも全く違う感覚なのかな?読んでる時はそんな事考えてなくて後から思い出しつつ考察してるのかな?と
※ちなみに自分が意識しないというか意味は分かるけど読んでる時に絶対その言葉は頭に浮かんでこないという点は「トリックスター的に機能するキャラ」「メタ的な行動原理を持つキャラ」「アグニの行動原理とも噛み合わない」「トガタを利用してアグニの話に筋を戻した」

こんな考察文を書くには勉強が必要だけど、こういう視点を持ってしまったら今の楽しい感覚は失われてどんな作品を見ても楽しくなくなっちゃうんじゃないかな?と不安になる

今凄い量の不安が襲ってきてて、恐らくこの感覚には既に5000兆通りの回答が用意されていて芸術鑑賞は5000兆ステップ先に進んでいるんじゃないかと思うんだけど、今回は恥を捨てて他人はこれをどう思ってるかを聞きにきたのだ。勉強だ

聞きたい事の要点は
・鑑賞している時にこの考察文は頭に浮かぶのか?後から全て考えている事なのか?
・この文章のような受け取り方(アウトプット出来なくてもよい)が出来るようになった以降、以前で芸術鑑賞の楽しみ方、感覚は大きく変わったか?
・こういった"考察"の教科書は存在しないと思うが、どういった過程で自分の身についたのか?
※追記:LWさんが特別凄いと思っているわけではないので、質問に答えるのに気が引ける方は自分のアホみたいな感想を読んで、自分に自信を持ってこの上の質問に是非答えて頂きたいと思います

以上、いつも通り何も決めずに書き始めましたが思ったより最後の着地が決まりました。

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」"勝者と敗者"感想

※今回の感想はネタバレ避け用の区分はありません。もう公演は終わってしまったので観に行けませんが、面白さが伝われば……


昨日、掲題の通称「ハイステ」を観て参りました。

元々ハイキューが大好きで(漫画アニメともに)演劇を見に行きたいなぁというところで、ハイステおもろいぞと信頼出来るオタクから鶴の一声という感じで踏み切りました。

恒例の点数からですが
86点
です

が!!情では100点なんです!!いや、初期衝動も100点なんです!!しかし俺はオタク!!おいそれと100点はあげられんかったんです!!すまんハイキュー!!

では感想です。


・当日
前情報で何となくは知ってましたが想像以上でした。
会場の男女比は150:1くらいです。盛ったかな…100:1くらいかな…?

ともかく目で見て男と判別出来る人間が席から見て3人、トイレで1人としか会いませんでした。
んなこたどうでもいいんですけどね。マジで。


・雰囲気
漫画原作の演劇に行ったことない方が大半でしょう。当たり前です。自分も初めてです。

ストーリーは原作通りで、そのまま演劇に落とし込んだ感じです。カッコいいキャラ紹介があり、演劇ならではのギャグがあり、幕間のお楽しみがあり、アドリブがあり…音と光。
公演の謳い文句として「漫画×演劇×映像のハイブリッドパフォーマンス」とあります。

その名に恥じない出来でした。

話はIH準決勝、烏野VS青葉城西(王様VS大王様)の回をまるまるやる感じです。


・導入
演劇って導入がカッコいいですよね。ここで早速"映像"が。役者の登場と同時に背景に漫画が映るの最の高でしたね。
ハイキュー読んでなくても面白くなるレベルの。


・オーケストラの音楽
全3章、各1時間の構成だったんですけど、第1章が「セッター対決」

いきなり魅せる。
練習の何でもない雰囲気から一転、鵜飼監督のあのセリフ「指揮者が変われば、音が変わる」

ネットを挟んでセッターの2人を指揮者に見立て、激しく何かを要求するような指揮の影山、体を大きく使い雄大な指揮をする及川。音楽がかかり、動くチームメイトと、指揮をとるセッターの2人…
なるほどそうくるか…!


いきなりツーアタックだー!!


・原作準拠
これ言わずもがな大事だと思うんですけど、1番びっくりしたのは""です。
アニメを見てしまってるので、漫画の中でもアニメ声優の声で喋っちゃうんですよキャラが。んでハイステもその声で喋っちゃうんスよ。
本当役者の演技ってスゲーと思いました。何言ってんだお前って思われても俺は言います。スゲーって思ったんだ俺は。

そんで。及川くんのジャンプサーブ。めっちゃ飛ぶやん。本当に飛ぶんだ。ワイヤーとかじゃなくて本当にジャンプね。ただのジャンプ。これがイケメンか……(サー…
バレーボール経験者らしい。そんな及川くんがこの世におるんか。演劇、凄すぎる…本当に及川くんだけちゃんとカッコよすぎてビショビショになった。


・プロジェクションマッピング
理系オタクなので、プロジェクションマッピングを作る人の話とか、使ってる場所とかちょいちょい気にはしていたんだけども
Perfumeのライブ映像とか一応見たりしてたんだけどまあライブ映像は画面だからね

ハイステが今まで見たものの中で1番最高にカッコよくプロジェクションマッピングを使っていました。
半透明の幕と背景を併せた大道具を使わずに見た目だけで空間を表現する
漫画のエフェクトを違和感なく演劇に組み入れる事で生まれる臨場感、小道具の動きを映像にする事で生まれる圧倒的なスピード
目まぐるしく変わる場面や状況、決め台詞、技名などに文字を使う事で観客の意識を劇そのものから逃さない

未体験空間すぎて言葉ではとても表現出来ない
"漫画×演劇×映像のハイブリッドパフォーマンス"に震えました。


・舞台装置
そんな難しい装置でもないんですけど、語彙力がなさすぎるので重要な事だけ言うと、中央が回るんですね。
これが本当に影の主役で、漫画って映画より更にカメラがぽこぽこ変わるじゃないですか。

そういった光が当たる人の切り替えとか注目のさせ方、(何せ常に狭いコートに12人もいるわ外野に5-6人もいるわなので)平面の演劇では限界がある場面を、本当に漫画を読んでいるかのように感じた。
言うまでもなくバレーボールっていうターン制で縦にも横にも動きがあるスポーツの表現ね。ただの回る台、神。

俺的舞台装置ベストバウト
ワイドブロード!!
マジでワイドブロードでした。残念だな~みんなハイステのワイドブロード見られなくて


・周囲の動き
演劇って何公演もやって寸劇とか色々あってっていうのも楽しみ方の1つですよね。自分は1回しか見てないので1回きりなんですけども。
回想中とかは違うんだけど、本当に試合中全員が、全演出が常に動いてるのね。ちょこっと前述した通り目移りして付いていけないわけじゃないんだけど、圧倒的情報量で全部は見てられないわけ。

ああこれ、もう1回見たくなるやつだ…って死を覚悟しましたね。


・全員主役
ちょっとこれ原作と違う点だから特別1枠設けるんだけど、烏野VS青葉城西(1回目)って、及川のサーブ練習回想と影山のコート上の王様回想があるじゃないですか
あれ、ハイステで2回ずつやったんですよ。

全く同じのを2回やったわけじゃなくて、ここも本当に思い返すと上手いなというかありがとうというか
ハイキューの"全員主役感"って凄いハイキューたる要素だと思ってて、これをちゃんと表現するために及川のサーブ練習回想を及川サイドと影山サイド、コート上の王様回想も同様に2回やるんですね。

漫画じゃ出来ない、演劇ならではのカッコいい演出だと思いました。


・感想。(強調)
山口くんのサーブが入るかと思った。いや、入ってくれと祈った。入らない。勝負事で本当に楽しむ為には強さが要る。入らないのだ。泣いた。涙こそ流れていないが20代に入ってから感動で胸がいっぱいになったのは初めてだ。
隣からはすすり泣く音が聴こえる。俺は泣いちゃだめだ。耐えるのだ…次は入れるんだ山口。

女オタク向けコンテンツは本当に質が高い。確信に変わった。ずるい。


・86点
ではこれだけ面白かったのに何故100点を踏みとどまってしまったのか、情では100点なのに理では100点ではないとはどういう事か…簡単に残しておく

女性向けに作られている
他人の気持ちなど分からないし、作った人たちはそんな事考えてもないかも知れない。けど俺がそう思ったものは思った。
100点というのは本当に非の打ち所のない、もしくは大幅な加点が求められる。少し雑念が入ってしまった。申し訳ない

劇自体が難しいせいか少し荒削り感がある
スピード感や視覚的な面白さとはトレードオフなのかも知れないが、少し気になってしまった。


・二次創作
これはファン的にはどう思うのだろうか。とか言って俺もファンだよ。

コートの外だったり幕間だったり日常(?)描写って、いわば"公式の二次創作"と言えるわけなんですよね
自分はハイキュー過激派を名乗れるほどの過激なファンではありませんが、それでも十二分に燃える程度にはご飯を頂きました。

そういう意味で演劇は公式の二次創作の中ではかなり位の高い、沼でこそこそと草の根っこをかじってたらブラックダイヤモンドが出てきたみたいな衝撃を受けました


・女性向けコンテンツとは
ハイステは霧山よん先生に勧めてもらうまで全く存在を知らず、そんな中先生は信頼出来るとか言って見に行ったらこのハマりよう…でありまして、その霧山よん先生が言っておられたんですが

ひふみ「女性向けコンテンツって何でこんな面白いの?ずるくない?」
先生「それはなオタク、女性は金を惜しまねーからだよ
ひふみ「…!!」

確かに。他にもこう言っておられた。テニミュをニコ動で見て俺らはゲラゲラ笑ってたけど、多分現場の姉ちゃんはそれどころじゃなかったんだろうなって。本当にその通りですわ。
情熱だけでも、金だけでも、それではエンタメは守れないんだ~~……


・次回、「初回公演」
今回は凱旋公演だったからチケット買えたんだね。
次回はみんなで大戦争!
プロフィール

ひふみ

Author:ひふみ
遊戯王を頑張っていた跡地
現在は主にアーケードゲーム等の日記を付ける場所。

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