アベンジャーズ インフィニティ・ウォー 感想

アベンジャーズ、というかマーベルは何か数多いし、見た作品数もかなり少ないし機会があったらで…みたいな感じでスルーしていましたが

またしても信頼出来るオタクの一言で「あっこれ俺が見るやつだ」と天啓を受け、見てきました

アベンジャーズ関連作品を見てから見に行けというのは重々承知しているのですが、これそんな事してる場合じゃない…となったので以下のような状態で行きました

・アベンジャーズ(1)
・その他アベンジャーズ以前のマーベル作品をいくつか。とか。キャラクター個々人は大体分かる
・あとこれ。重要資料一瞬で『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に追いつきたい人のためにアベンジャーズの現在をまとめました


-----↓ネタバレ無し↓-----


第一声。大御所の作る、シリーズ節目の"転"作品凄すぎた。

"アベンジャーズと呼ばれる一連の作品は、アメリカのマーベル・スタジオが企画する「MCU」(マーベル・シネマティック・ユニバース)というプロジェクトで作らている映画です。

MCUの作品は全て同じ世界観で地続きとなっており、単独で活躍してきたヒーローたちが「アベンジャーズ」としてクロスオーバーします。

2018年現在、MCUはフェイズ1~フェイズ3で構成されていて、今後もフェイズ4まで公開される予定です。

そして2018年4月27日公開の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』はフェイズ3の締めくくり(の前半)であり、さらにMCU開始10年目を飾る節目の作品でもあります。"



マーベルよく分かんないし~とか言ってる場合ではない。上のブログでは、最短で追いつく7作品とかも紹介しているけど、正直それに躊躇してインフィニティ・ウォーを諦めるくらいなら、今すぐさっきのブログを読んで映画館に行こう。

ファンサービスではなく作品として完成されたクロスオーバー、ユーモア、戦闘、造形など細かいところどこを取っても凄い完成度、そして究極に近い物語。

最近の記事で色んな人が楽しめる映画って凄いよなーって言ってたんですが、この映画まさに「最近の映画で1つ、人に勧めるなら?」という問いに明確にこれと推せる映画です。凄い。凄いしか言ってねえな


-----↓ネタバレあり↓-----






まずお伝えしたいのがマーベル入門者にも関わらず、こんな集大成的なのを見ても面白いかな?と正直ナメていたんですが、ナメすぎてた。マーベルやばい。

まず、オールスター集合→主役サノス紹介→結果→どうなるの?というシリーズ節目としての面白さが完璧に詰まっていて、過去こいつの活躍を見たいとか、次も見たいとかそういう気持ちにさせるエネルギーが凄かった。

サノスがガモーラと合う前辺りまで、うわこれ初めて見るガルパンが劇場版ガルパンのやつだ~!!っていう感想を用意しかけたんですが、壁にヘドバンした。これ以降ガルパンというワードは出てきません。これはアベンジャーズ インフィニティ・ウォーの感想だからです。


・キャラクター
各々が映画数作品分の背景を持って、きっちり集約させた作品、ある?
自分は初めて見た。

・すき
マンガ的なお約束をしっかり守った戦闘、それでいてカッコいい。スパイダーマンが船に穴を空けるところとか、グルートが柄を作るところとか、コングラッチュレーション!!つって立ち上がって拍手、しちゃうよね…した…心の中で…

サノスの部下(女)すき。

ロケット・ラクーン、個人的に思い出があるのですき。丸太だー!

ドクター・ストレンジ、すき。次見るならドクター・ストレンジ。シビル・ウォー見ろやって怒られたけど。

でもやっぱり、サノスがもーーっとすきです。


・本当に分かり合う事は必要なのか

サノスが(この作品以前)何をしてきたかは、ガーディアンズ・ギャラクシーでこんな感じだったんだろうなと勝手に補完して。ロキと違ってサノスは自らの信念を持ち、必要な力を持っている事は伝わってきました。

"これは慈悲なのだ。"

こんな事を言って成敗される悪役はごまんといます。慈悲だと思っているのがサノスとサノスの支持者だけだから。とか、人の命は奪ってはいけないから、とか。

今回戦いは主義主張の対立による戦争でも、人間の闇と光の戦いでもありません。自分たちはサノスを敵や対抗勢力とみなす事が出来ず、ただ深い絶望とともにサノスの歩む先をじっと見ている事しか出来ません。

慈悲とは自己犠牲が根底にあり、与え合うものではなく与えるものであるから。


・愛のために死に、世界を救えるか。

こうなるとは全く思わなかったんすよ…周りの立役者が主役級に凄いとは言え、これが本当に凄くて震えた。

ソウルストーンの入手で決定的になりますが、サノスは確かに自分の信念のために生き、ましてや憎しみや欲求のために戦っていません。

"私は、新しい世界の幕開けを眺めるだけだ。"(だっけ?)

生物を救うという使命を持ち、そのために必要な力を備えており、自分を犠牲にする覚悟(ガモーラを殺す)が確かにある事を証明します。"慈悲"そのものです。


対してアベンジャーズはというと、キャプテンは自分を殺す覚悟と力が足りず、サノスを止める決定的なチャンスをふいにしてしまいます。

ドクターには全てが備わっていましたが、全宇宙を救うサノスに対し、自分を中心とした世界を救う手段を取り、敗北します…
ドクターはちょっと特別なのでアベンジャーズに詳しいと見え方が違うかなと不安なキャラですが…

そしてスカーレット・ウィッチもまた全てを備えており、愛する者のために、世界のために死ぬ覚悟がある人でした。しかし、サノスに負けてしまいます。つらい。

結果、相互理解は何の意味も持たず、ただ愛と覚悟と力の圧倒的な差でサノスは勝利し、信念たる指パッチンを実行します。

そして、理想主義者に物語が託されそうです…


気付いたら説明してました。

これが自分の見たアベンジャーズ インフィニティ・ウォーでした。

個々人が自らの信念と相互理解によって行動しても、世界は幸せにはならない。

世界に対する愛(この世で最大の慈悲と言える)が、個人や自分が信じる世界に対する愛に勝利し、しかも神の力を以て本当に世界の幸福を実現してしまいました。


宇宙を舞台に多種族で繰り広げられる闘争と、多様なヒーローと多様な思想があって、それらが、一挙に否定される。凄い映画だった…

ここまでやって、どうなるの?と思って当然で、「MCU」(マーベル・シネマティック・ユニバース)最終シーズンを締めくくる作品の前編として凄すぎる出来だったと思います…
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宇宙よりも遠い場所の感想とか

今回は、2018神アニメ「宇宙よりも遠い場所」をもとに、他人の感想とか評論を読んで自分の思ったこと、よりもいに限らず鑑賞に際して思っている事を書いてみる

5/14夜
評論というワードが登場して難しい気配が漂っているが、自分は唐揚げのような一口で食べられるおいしいブログを目指しているので(本当か?)今度こそ短く…?

5/15書き終わった俺
わり、そこそこなげーわwwwてか、評論全く関係ねーわwww


・視聴中
報瀬ちゃんがかわいい。
"ひふみソウ@hifumi_justine

しらせちゃんかわええなー

posted at 20:20:24"


このキャラは4人の中で、思い込みの力で自分の"行動"が出来る唯一の人。日向はよく分からないが、基本的に残り3人は巻き込まれているだけ(アニメのキャラなので優劣を付けれるとは微塵も思っていないが、要するに報瀬ちゃんが好きなのである)

目的を達成しても何も起こらないかも知れないという漠然とした何か(具体的な期待ではなく変化が何も起こらないかも知れない)を持っていて、それが溢れ出て隊長に行った方が良いか聞いてしまう(それまで報瀬ちゃんが選択に迷った事はなかったはずなので、誰も泣いたりしない劇中では結構大変な出来事に感じた)という話も、高校生の初めての孤独な旅において自分の感覚では自然というか、報瀬ちゃんをもってしてもそうなってしまうんだと凄くすんなりと入ってきた

報瀬ちゃん演説シーンで泣いた
"ひふみソウ@hifumi_justine

しらせちゃん……😭

posted at 21:33:35"


大体報瀬ちゃんを応援していたら13話終わった


・よしえしがよりもい(とゆるキャン)に見たもの
視聴者へのメタ

"「画面の前のおまえら」(視聴者のことです)に対するメタ的表現が濃厚で、

とくに「ざまあみろ」や11話の「画面の向こうにいるおまえら」なんかは、ここまで露骨か!?と思う程に

メッセージ性を強く残していました。"


彼女らから視聴者に対して、南極という現実離れした非日常から強いメッセージを投げかけていて、なのに日常に足を付けている(日常に始まり日常に終わるし)から、喪失感(ついて行けない感とか物語と自分の世界がつながらない感の事かな?)がない、という話でした。


・Fordしの評論
もし彼女らが2つ目の壁を突破しなかったら(例えば報瀬ちゃんなら内陸調査隊には参加するが、母親のPCの電源が点かなかったら)という観点から4人と作品について論じている。
評論ってよく分からんけど、まー俺が読みやすいのはFordしの文を読むのに必要な知識が俺にも備わってるからだよねー(他の人の評論を読むには知識が足りていないため、読みにくい)とかいう話もした


・見終わって感想を言ったりして考えたこと

見終わってからよしえしの感想を読んだ時に全然スッと入ってこなくて、何が違ったのかなと考えると、多分南極という場所は半分異世界として提示されてたかも知れないんだけど、自分は視聴中南極に行ってた(?!)という事だと思う。

(自分が日々過ごす上で最も必要だと考える)思い込みの行動力で突き進む報瀬ちゃんに乗り移る勢いで応援していた自分は、日本やテレビ画面の外から見ている視聴者ではなく、報瀬ちゃんの守護霊か、敢えて近い登場人物を挙げると隊長かも知れない。


・感情移入と自分の視点(本題)
以下よりもいプチ感想を言った時のFordしのつぶやき
(Fordしはレディプレにそんなにハマりませんでした)

"Ford(塩とごま油)‏ @fofoford · 5月12日

「よりもいに視聴者への強いメタ性を感じたよしえしと、そうでなかった俺とひふみ氏の違いは」という話をしていて、俺もレディプレイヤーワンからオタクを嘲笑うスピルバーグを感じたので、単純に作品への熱量の差が俯瞰性の差なのでは?みたいな結論が昨日は出たけど、いまいち面白くないんだよな。"


俯瞰性の差~
要するに感情移入出来たか否かって事だと思うんですが気付いたこと

確かに自分もFordしも凄い熱量を持ってよりもいを見てたんですが、自分は報瀬ちゃんというキャラをメインに楽しんでいて、Fordしはよりもいを語る上で"4人で1つ"とか言ってたので少し見方が違うように感じる

自分は人と比べてキャラクターに感情移入して楽しむ事が多いみたいで、確か8人くらいで名作ダークナイトを見終わってすぐ、いや~ジョーカーカッコ良かったな~!!負けちゃったけど~!!みたいな事を言ったらその話は無かった事になって割としょんぼりしたり、今回のよりもいの報瀬ちゃんしかり(ジョーカーに感情移入して見ていると、視聴者と作品という構造に気付けなかったので皮肉にもダークナイトとよりもいで同じ事が起こっている)

キャラの生き方、考え方みたいなものの影響が大きいのかも知れない

映画に"正しい鑑賞"なんてものはないんだけどやっぱり最大限楽しみたいじゃない、と思う事があって


・感情移入以外に自分は何を楽しんでいるんだ?

Fordしの何となくつぶやいたであろう事を勝手にダシにして申し訳なくはあるんだけど
単純に作品への熱量の差が俯瞰性の差なのでは?

というのが少し違う気がして、例えばこないだミスミソウという映画を見てすごい面白かった時(とあるド田舎町の中学でいじめがエスカレートし、家と家族を燃やされた少女Aが復讐を始め、乗じて田舎に飽きたオタクがAの"狩り"を始めたり、Aの恋人がサイコで勘違いを起こしたり色んな事が起きて最後は登場人物の殆どが死ぬ映画、マンガ)
少なくともキャラに感情移入はしていないが、その世界にはのめり込んでたという感じだろか。言わば熱量は物凄かったけど俯瞰性は保たれてた気がする

んでこういった例でいつも出すのがガルパン
ガルパンなんか何故面白かったのか全く説明出来ないし、誰にも感情移入しないし、まさにアニメの世界で起こることを外から見ている感じなのにめちゃくちゃおもろいじゃんか


・まとめ1
感想の"言葉"を持っていないのでは

その正体不明の面白さを端的に説明する言葉を持っていないのでしょうな
語彙力と知識、ないからと笑ってすませたらそこで終わりだよなあ…

発信しないと相手からは何も見えませんぞ。さて、どうすれば


・まとめ2
色々な楽しみ方が出来る作品は凄い

それだけの事が詰め込まれてたって事ですよね多分。そういう作品がもしかしてみんなに好かれる作品なのかなと思ったり

映画とかに限らず、対象が広いものを作り出せる人って一体どうなってるんダヴィンチ
って最近思います



報瀬ちゃんに追い付けるようがんばっていきましょう

Das feenreich

Doki Doki Literature Clubをやった

ただの感想を書きます

-----まだネタバレなし-----

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いくらか前から人気でキズナアイがやってたとか、友人が面白いと言ってたりしていつもの"これ自分がやるやつだ!"と天啓を受けてやりました。

無料で、1桁時間でサクッと終わります。
本当に5年ぶりくらいに紙芝居ゲームやったんだけど、面白かったです。

ネタバレNG系なのでここまでです。



-----以下ネタバレあり-----












本当に自分びっくり系ホラーが苦手で避け続けてて、ただこのゲーム1周目終わって面白くて本当に続きをやりたくて頑張ろうとしたんだけど、2周目の途中で本当に心臓とか悪くなるんちゃうかと思って1回寝ました。刺激に弱いので途中で諦めるべきタイプの人間だった

ただ…そこまで心臓に負担がかかってもやらなくちゃいかんと…


テキストのゲームってテキストしかないから読み甲斐があるな~と思った。誌を読んだり作ったりするのも面白かったし、細かいとこを気にするのも楽しかった(紙芝居慣れていないため)

あとユリかわいい~しか言うことがない。1周目の俺は不穏な空気を感じながらも本当にユリとラブラブになれるんだと何故か思っていたし、おかしくなり始めてからこれゲームオーバーでやり直しあるんちゃうかと、もしかして押した瞬間俺心臓止まるんちゃうかと思いながら選択肢がある限りユリを連打し続けた(モニカに誘導された時は流石に揺らいだ)

向いてるね~


向き不向きの話で、びっくりホラー本当に弱くて(全体的にそういうものは人並みにダメだが)、あと感情の起伏というか興奮の度合いは相対的にどうかは分からないけど自分では大きいと思っていて(同じシーンでキズナアイ実況の4倍くらいびっくりしてる)、本当に心臓爆発しそうになるんだけど、ホラーに向いてると言えば向いてるよなぁと思った。

ブログでは何回も言ってる気がするけど、恐怖はやっぱ凄いよね。説明したって理解したって怖いものは怖い、なんて怖いものだけやで
怖い思いはしたくないけどね


恐怖の話は一旦置いといて


終わり方凄く良かったね!(ストーリーの感想を言ってないことに気付いた顔)
暗い感じがするのにちゃんと良い感じ(ハッピーエンドとは言えないが)に終われたのがきっと良い気がする

モニカからの手紙が来ないでもう少し弱い示唆でも一向に構わないと言うか、そういう最悪な終わり方をするのかなと思ってたらそうはならなかった

よかった


今悩んでるのが、みんな詩になんて書いていたか、なんて言っていたかもう少し考えながら見たい。
気になるのはサヨリ、モニカがいない時に他のメンバーが、割といない事による影響を受けていたような感じがあって気になった。
んだけど、もう2周目以降をやりたくない。

さて、あとはナツキとユリが幸せなキスをして終了する二次創作と、バッドエンドでもいいからユリと文化祭を終えるくらいまでは何とか何事もなく過ごす二次創作を見て(ありません。あるかも知れません)終わりですな


何か…凄く疲れた

レディ・プレイヤー1 感想

(切り取り線までネタバレはありません)
(原作は読んでません。すみません)

訳の分からない日記ではなく、感想の更新頻度が上がっています。立て続けに面白いものを見たらそら頑張って更新もする


今までの感想は、"感想"を書けばいいやってスタンスで、内容に踏み込んだりあーだこーだ語る事から逃げていたんですが、yubit映研のみんなが勇気を出して時間を使って語り始めたので、自分もカッコいい事は言えなくてもちゃんと寄りの感想を書くか…と思い立って書き始めています。


レディ・プレイヤー1
90点。

断腸の、90点です。
この映画めちゃくちゃ面白くて、オタク趣味の全くない人が見たらどうなのかなっていうのはあったけど、面白かったと自信を持って言える映画

直近でオタク向けエンタメのパシリム2があったっていうのが吉か凶か。

ネタバレなし感想自分には無理や。
ただ1つ限界まで凝縮して伝えると、ハリウッドのオタク向け映画。ハリウッド知らんけど。


----------以下ネタバレあり----------

・俺はガンダムで行く

何を隠そう、この映画の最大の見どころはサービス。

「何故レディ・プレイヤー1を志望されたのですか?」
「俺はガンダムで行くためです。」

こんなの即答、即採用である。
違った答えもたくさんありますが、1番重要な事は、ガンダムで行くためにこの映画があるという事です。


さて1番、と言ったからには2番目に言いたいこともあるわけですが、自分の感想の世界に少し踏み込んで頂くために、ガンダムで行くについて書いておきたいと思います。


今回はみなまで言う事をここに宣言しておきまして、ガンダム(1st)で出撃するなら、当然セリフは「ガンダム、いきまーす!」ですが
ここでトシロウ(トシロウ)は味方の大ピンチにギアを付けず、
機を見計らい、
たっぷりとためて期待と決意が入り混じったような表情、
そして、
「俺はガンダムで行く」
ギア、装
着。

あああ~もうお前が言っちまったんだからお前に任せた!!俺のライフはお前に預けた!!あああ~!!オタク、絶叫上映ならここで泣き崩れて死にます。

ダイトウは侍のアバターなので、ビームサーベルしか使いませんし、残り1秒になってもラストシューティングしません。最後まで完璧でした。トシロウ、1番カッコ良かったわけではないけど、お前が1番だ。サービス、+40点。


・3つの鍵
劇中3つの鍵が出てきましたが、この映画にも3つの鍵があります。

最初の参加資格たるガンダムで行く事が出来、なおかつ3つの扉を開けられれば100点にたどり着けるのかも知れません。


・生き様の鍵
オアシスの世界では、一般人に力はありません。
オタク能力という本来役に立たないはずの能力が、大金という形で報われる、オタクのための世界です。
随所でオタクがオタクしている時の仕草、表情、全てが良い。

これに関しては一歩間違えばハリウッドなろうだったのですが、そんなわけはなく、ウェイドに困難と成長がある事で、別にオタク最強夢盛りサービス定食ではないよとしっかり言ってきます。

つらい目に遭うオタクに対してオタク、涙。基礎点。


・バーチャルとリアルの鍵
この映画はテーマが多く、かなり大事なはずのバーチャルとリアルの描写に関してもかなり駆け足です。
ハリデー関連の話ではあくまでリアルがあってバーチャルがあるという事が強調されていました。

SF的立ち位置が気になるオタク、涙。基礎点。

バーチャル世界をどうするか、ではなくてバーチャルとリアルはどのように関係するのかという、これだけで1つの話になるようなところを、なんとかしてお話に乗せて描ききっています。


・表現の鍵
ハリデーは、一貫してバーチャルはリアルから生まれている事、俺はここにいるんだぞという事、ゲーム(遊び)の大切さを言っていました。

ゲーマー、ただただ涙。基礎点。

ウェイドはハリデーの遺志を継ぎ、ウェイドの運営が始まり、物語は終わります。


基礎点+基礎点+基礎点+40点=100点。

優勝だ。ここにサインをするがいい。





……


・オタク
ウェイドは紛れもないオタクだ。いや、ハリデー研究チームも、アドベンチャーをクリアしてしまった彼も、オタクだ。

知識がある。熱い魂もある。頭もキレる。目の輝きは失われている。ガチ恋もする。


レディ・プレイヤー1は、どうだろうか。

美麗過ぎる映像、これでもかと詰め込まれたサービス、難しいテーマをまとめきり、オタクをリスペクトし、見事な着地…


これは、オタクか?

俺自身に聞いているんだ。レディ・プレイヤー1は、オタクか?

いや、オタクのための、物凄い映画だった。

自分にウソはつけない。


誰が見てくれるかも分からないのにパワーが上昇し続け計測不能になってしまい、もはや上昇する意味もないのに、全てを放り出して上昇し続けるような、そんなやり切る作品が、オタクの、100点なんだ。


本当にレディ・プレイヤー1は面白かった。見たこともないクオリティと面白さだった。

だけど、ハイファイブがIOIの襲撃で死んだり、ウェイドとサマンサがすぐに結ばれなかったり、ハリデーが特に何も言わずにオアシスを渡したり、ガンダムで行くが2回あったとしても、何かが変われば100点が付けられるわけじゃない。

90点満点中90点、パシフィック・リム アップライジングの96点を超えるレディ・プレイヤー1、90点。ここにあり。



・おまけ
オタクとは言え、やっぱりゲームにもクリエイターにもそこまで興味がないオタクには厳しいのかなーとも思いました。

明らかに尺足りてないけど、半端ないサービスしてくれて、ちょっとクサいけど大事な事を言ってくれて、見事にハリウッド映画としてまとまった作品だなーと思ったので、半端ないサービスにうおお出来ないと厳しいよなー

いや何でおまけ付けたかって言うと、ちゃんとした文書きたいなーと思って書き始めたんですけど、無理だったというか90点の理由解説になっちゃったんですよね。

書きたいことを箇条書きして取り敢えず書き始めてるので、感想文を書いてるんじゃなくて、言いたいことを言うために感想の体裁をとってるみたいな状態よなぁ。テンプレ欲しい。

物申すのか、GOODとBADでシンプルに感想を書くのか、解説をするのか…

パシフィック・リム アップライジング 感想

96点も付けてしまったので、感想を残しておきます。

うだうだと語る必要のないうおお系なので、感想短くなるといいなぁ

今回は一応見た人向けの感想になります。続編ですし。


書き終わったらそこまでネタバレしてませんでした。してますが。


・パシフィック・リムが紀元前の100点だった理由
うおおおオタク!!!だからです。イェーガーがカッコいいからとか、日本カルチャーへのリスペクトが凄いからとか、森マコガチ恋オタクだからとかは要素に過ぎないわけです。

作品全体がそういった限界オタク要素、展開を最後まで高い純度で投げ続けてやり切るから100点だったのです。

そういった意味で、アップライジングはハードルの高い続編の中でやり切ってくれたと感じさせる、基礎点100点の作品でした。


・ストーリー
前作はKAIJUの謎やイェーガー初登場のインパクト、あと森マコ(個人の感想です。)で引っ張っていて、続編である今回はそれらを贅沢に調理して振る舞われました。

前作の時点でどこまで構想されていたかは謎なんですが、これだけの事を詰め込めるのはやはり、パシフィック・リムという調味料があっての事だと思いました。

そういうもんだ!と進んで行けるパワー、それを惜しみなく使ってここには書ききれない程の要素が投げつけられたわけです。

ぼくは怪獣の血の話が1番好きです。いやどれも1番好きですが…


・何が刺さったか
感想なので自分に刺さった場所も記録しておきます。

やはりアナハイムが映ったところ。正直前作は怪獣作品のオマージュが多く、分からないところも多かったんですが、今回は"ガンダム"をめちゃくちゃ感じさせてくれたので、アナハイムが映った瞬間ほぼイキかけました。

あとさっきも言ったけど富士山。富士山最高。聖地巡礼で富士山に登ろう。

あと…あと全部!


・森マコの死
非常に…非常に悲しかったです…
パシフィック・リムの世界では森マコがぽっくり死んでもおかしくはないというか、あ死んだな。という受け入れ方も出来るには出来るんですが、森マコガチ恋オタクだったので、司令官と並んで遺影になるならもっと壮絶に死んで欲しかった。(個人の感想です。)

-2点


・制作か観客か
さて、今回の感想のメインのつもりでキーボードを叩いているエリアです。

パシリムに限らず前から思っている事でもあるんですが、ある程度知識が増えたら映画を見る時、制作の心が芽生えてくると思うんです。

例えば磯野がカミナリさん家の窓を割ってバカモ…いやいや、ここでねカミナリさんが黙って磯野が家に来るまで待つわけですよ。いやいや、磯野が懲りるように更に工夫を凝らしてジェイソンみたいなカミナリさんが出てくるのが…
と考えるのが制作の心です。

今のは演出とか脚本に関する制作の心ですが、その他の要素に関しても同じだと思います。

要するに、既に撮り終わった映画に対してこうすれば良かったな、自分ならこうするな…という見方。

このような視点を持つと、自分の考えと一致しなかった点に対する疑問がより大きくなりますが、作り手のメッセージを受け取れたと感じられた時の楽しみや、感想を語り合う楽しみが増えます。

映画オタクは少なからず制作の心を持って見るのが良いなと自分は思います。自分は苦手ですが


対して観客の心は、撮り終わった映画に対して何を思うか、スクリーンの外ではなく、スクリーンの内から映画を見ているような感覚かと思います。

例えば、また磯野がカミナリさん家の窓を割ったけど、もう分かってた事だし、流石に飽きてきた。これは観客の心です。


制作の心と観客の心は0と1の関係ではなくどちらも混ざり合っていてどちらか1つには分類出来ませんが、パシフィック・リム アップライジングは、観客の心で見ると楽しめる作品のはずです。

と、自分は思いました。


・まとめ
吹き替え版まだ見てませんが、字幕で見たし自分にはボーナスステージみたいなもんなので、感想は書いちゃっていいかなと

期待が外れた皆さんの話を見ると、パシリムに期待するもんが間違ってないか?おうちで逆シャアかショーシャンクでも見てろ。って感じです。(筆者は逆シャアもショーシャンクも好きです)

いきなり物申しましたが、焼肉寿司唐揚げラーメン定食を出す店に行って、ステーキピザカレーケーキ定食が出できた時にどのくらい不満なのか?という差が評価の差なんではないかなと勝手に思っています。

確かに焼肉寿司唐揚げラーメン定食を想像してステーキピザカレーケーキ定食が出て来てモヤらない人もモヤらない人か。

うーん
96点。うまい。
焼肉寿司だけでももう1回食べたかったな…という思いが無いわけでもないので-4点。
プロフィール

ひふみ

Author:ひふみ
遊戯王を頑張っていた跡地
現在は主にアーケードゲーム等の日記を付ける場所。

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